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借金で苦しんだ経験を活かし本業の合間で自らの体験談をもとにした記事を執筆しています。
アセットマン
自己破産を経験しそこから人生再起した当ブログ運営者が「自己破産後の生活」について焦点を絞り自己破産後どのような生活だったのかリアルな情報を記事にしていきますので、自己破産後の生活についてどうなるのか気になっている方は参考にしてみてください。
この記事で解決できる悩み
- 自己破産後の仕事や生活への影響範囲
- 自己破産したことが誰かにばれないか
- 借金しているが自己破産した方がいいのか
- 自子破産してもクレジットカードは作れるのか
借金返済が苦しいなら
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私が自己破産を選んだ理由
私は若い時に多くの借金を抱えてしまっていました、その理由は金銭感覚がおかしくなっていることに気づけず収入に見合わない借入やクレジットカード払いを繰り返してしまい気が付いた時には600万ほどの借金を抱えてしまっていました。
当時の生活や借金状況
クレジットカードやローンで6社600万の借金
・月の返済額は20万~25万
・給料月の手取り30万~40万
・賃貸マンションに1人暮らし家賃6万
・月の収支 -5万~10万
・貯金0円、資産もなし
・仕事は正社員で営業職(歩合給)
もともと20代で年収は500万~600万ほどありましたので収入としては独身だったので不自由ない程度の収入ではありましたが、浪費やギャンブル(スロット)でお金が回らなくなってしまい常に借金をしながら返済する日々を送っていました。
借金しているのにギャンブルしたり買い物したりと危機感が全くなかったと今思えば反省しかない状況で気がついた時にはすでに遅く完全に月の収入を超える返済額となり新規でキャッシングやクレジットカードを組むことが出来なくなっていました。
30代となり結婚する相手もでき子供も生まれたのでさすがにこのままではまずいと思いましたが既に600万もの借金額となっていたので、自分ではどうしようもない状況になっていたため毎日仕事しながら「借金や返済」の文字が頭から離れず精神的に苦しい状況となっていました。
既に結婚も決まっており子供も生まれるので、どうにかして借金を減らす方法を考えてネットで色々と情報を探してたどり着いたのが「債務整理」でした。
もちろん、仕事で収入を増やして返していこうとは考えていたので、すぐには行動は起こしませんでした。
当時仕事面では、ある程度キャリアも積んでおり徐々に収入も上がりつつあったのでこのままキャリアアップしていけば返済していけるかなとも考えていました。
しかし子供が生まれることもあり新居であるマンション探しから引っ越し、初期費用など多くのお金が必要となり生活も家族を養っていくと考えたときにこのままの状況では破綻すると思い再度「債務整理」について本格的に調べ始めました。
ネットで「債務整理」と検索して色々なサイトで自分の状況に当てはまるケースでの整理方法を見ながら「もうこれしかない。。」心を決め始めていました。
住んでいるエリアで相談できる弁護士事務所を調べてネットから初回相談の予約を入れて相談に行くことにしました。
私が相談に行った弁護士事務所は債務整理に力を入れていたようでサイトも詳しくわかりやすく情報が載っていたので実績も多くありそうで安心できるかなと思い選んだ記憶があります。
初回相談時に自分の状況を詳しく聞かれました。
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最初に聞かれる項目
・借金をしている金融機関すべて
・借金をした理由
・資産状況(現金、車、不動産、有価証券等)
・家族構成
・仕事内容や職歴
弁護士の先生から「自己破産」するよりも「個人再生」の方が良いですよと助言を受けたのでそのまま「個人再生」を進めることになりました。
簡単に説明すると自己破産は裁判所に申し立てを行い面積となったら借金が完全に0になしますが個人再生の場合は裁判所に申し立てを行い借金を一定の額免除してもらい残金を計画立てて返済して完済していく方法となります。
※個人再生について詳しくは以下弁護事務所のHPを参照してみてください。
個人再生ができたので自分の収入に合わせて減額された借金を返済していくのですが、結婚して1年の中で予想以上の出費などが重なり結局返済がまた苦しくなったので、改めて弁護士事務所に相談にいき状況を説明しました。
個人再生でも借金返済が苦しいなら「自己破産」しかないですと言われ、自己破産がどのようなことなのか詳しく教えてもらい悩みもしましたが最終的に私は自己破産を進めることを決意して司法書士の先生に手続きをお願いして無事に自己破産の面積を受けることができました。
色々と悩みましたが、私は自己破産の前に「個人再生」を行っていたのでその時点で金融機関に私の事故情報は流れておりクレジットカードやローンを組むことは難しくなっていたので「自己破産」しても同じかなと思い自己破産を選択しました。
自己破産のメリットデメリットをよく考えて選択した方がもちろん良いとは思いますが自己破産のデメリット最大のポイントは「クレジットカードやローン」が組めなくなることであるため私の場合は既にデメリットにはならなかったので選びました。
もちろん、個人再生では官報には掲載されないため、他の人に知られる可能性は少なく借金が一部免除はされていてもきちんと借金は返したことになるため気持ち的には楽かもしれませんが返済で苦しい状況が続くようなら「自己破産」を選んで完全に借金を0にすることも人生再スタートしやすいかと私は思っています。
経験者だから分かる自己破産のメリットデメリットについて詳しく書いている記事はこちら
経験したから分かる!自己破産のメリット・デメリット自己破産後の生活面で大変だったことベスト3
自己破産の面積から現在6年半経ちますが色々と生活の面で大変だったことがありますので私の場合どう大変だったか大変だった順にランキング形式で書いていきます。
特に30代・40代で既婚、子供もいる方は参考になるかと思います。
3位:大きな買い物ができない
自己破産をすると5年間はクレジットカードやローンを組むことが出来ません。
そのためまとまった資金がいる買い物、例えば車や家電・家具、もちろん住宅ローンも組めないので家の購入はできません。
家庭を持っているとどうしても購入しないといけない物や旅行等でまとまったお金が必要になる時があると思いますがその時は本当に大変です、家族(主に奥さん)に自己破産のことを隠している場合は何とかしないとばれてしまいます。
もちろん貯金をしておくことで何かあったときに対処できることもあるんですが、なかなかまとまったお金を貯めておくのも難しいため、どうしてもまとまったお金が必要になった時に私がとった対処法は大手ではな中小の消費者金融業者から融資を受ける方法でした。
気を付けないと行けないのが、中小の金融業者の中には「闇金」の部類となる危ない金融業者もいるため慎重に行動する必要があります、私も相当念入りに調べて安心できそうな消費者金融業者を見つけて融資を受けられたので色々な危機を乗り越えることが出来ました。
2位:支払い時に現金が足りないとき
これは本当によくありました、飲食店での会計時に「やばい、現金が足りない!」となることはありますよね、通常クレジットカードを持っていれば難なく会計して終わるんですがクレジットカードがなく現金支払いメインの場合はそうは行きません。
現金が足りないので、近くのコンビニにダッシュすることもありました。
もちろんある程度の現金はいつも財布に入れていましたが30代ともなれば仕事上での付き合いや後輩との飲食時に支払いを多く払うか奢ることもあるでしょう、その時に持ち合わせ以上の会計になることもありますのでとても大変でした。
この問題を解決する方法は簡単です「デビットカード」を作ることでほとんどの問題は解決します。
銀行系発行のデビットカードでVISAが付帯されていれば口座にお金を入れておくとほぼクレジットカード同様の決済ができるため現金の持ち合わせを気にする必要がなくなります。
私の場合はメイン口座は三井住友銀行だったので三井住友銀行のVISAデビットカードを作ってからは会計時に困ることはなくなりました、もちろん口座にいくらお金が入っているかは把握はしておかないといけませんが、今はアプリで残高確認はリアルタイムでできるので全く問題はなかったです。
三井住友銀行のデビットカードはの情報は以下から確認してください。
三井住友銀行デビットカードの詳細はこちら(外部サイト)
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1位:家族や職場にばれないか
これは6年半経過した今もどこか心配事ではあります。特に最初のことはいつもばれないかドキドキすることがありましたね。
私は奥さんに借金があること自体伝えていなかったのでもちろん自己破産のことも言わずに進めて内緒にしていたので、自己破産の面積が確定してからは毎日ばれないだろうかと心配でいました。
最初のころは、自己破産のことが官報にのるため自分の名前をネットで検索したら出てくるんじゃないかと心配になり自分で検索して調べてみましたが官報の情報はネット検索にはヒットしないためグーグルなどで名前を検索しても出てくる心配はないのですが電子版官報はネットから閲覧はできるため電子版のデータをみていくとやはり名前は掲載されていました。
最初のころに大変だったのが、官報情報や金融機関同士で共有しているブラック者情報のデータから自己破産した人宛にDMを送ってくる消費者金融業者がいることです。
私の時は2ヵ月~3ヵ月の間で20通前後送られてきたと記憶しています。
「○○様 融資のご案内 ○○ファイナンス」というような形で名前を記載してDMが送られてくるので奥さんに見られたら怪しまれる可能性高いので私は事前にネットで調べてDMが送られてくる可能性は知っていたため事前に対処はしてのでバレずに乗り越えることができました。
消費者金融からのDM対処法について、詳しくはこちらの記事に書いています。
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他には、家族で買い物や旅行する時にカード払いをデビットカードでやっていたので普通のクレジットカードだと思わせるように対処したり常にばれないか心配ではありましたが無事に6年半経過した今もバレずに生活はできています。
職場でばれることはほどんどないと思います、私の場合は部下や後輩などを連れて飲食する際に奢ることも多くありましたがデビットカードのお陰で難なく対処できていたので、特に不審がられることもなかったです。
でもいつ何かのタイミングでばれるかもしれないと不安であることには違いなく細かく対処することもあるため家族や職場にばれないように対処することが一番大変でした。
自己破産して6年半経過した今の生活
2019年11月現在、自己破産から6年と半年経過しており今現在はどのような生活をしているか詳しくお伝えしていきます。
自己破産する直前は借金が600万月の返済が25万前後で収入手取りが30万ぐらいだったので毎月借金をしながら生活しており自己破産をして借金は0になり奥さんと結婚して子供も生まれ家族持ちとなり色々と自己破産による影響で大変な部分はありましたが、借金がなくなったことで精神的なストレスから解放され仕事に集中することもできたので30代後半から会社を経営する立場にまでなれました。
まず生活面でいくと、自己破産から5年経過した段階ですぐにクレジットカードを2枚取得することができたのでとても生活が楽になりそれまでクレジットカードを持てなかったストレスからも解放され自由にカードを使えることのありがたさが身に染みて感じました。
1枚目:ヤフーカード
2枚目:アメックスゴールドカード
3枚目:三井住友VISAゴールドカード
4枚目:アメックスプラチナ
現在所有しているのは「アメックスプラチナ」と「三井住友VISAゴールドカード」の2枚になります。国内と海外両方で使えることを考えてこの2枚に絞って所有しています。
自己破産までした私がアメックスのプラチナインビテーションが来るまで再起できたので今借金で悩んでいる方もあきらめずに仕事を頑張ることで必ず人生は明るい方向に行くと思います。
自己破産経験者からのアドバイス
最後に今まさに自己破産しようか悩んでいる方、借金で苦しんでいる方に向けて同じように借金で苦しい思いをして「自己破産」という選択を選び人生再スタートから再建できた私からの少しでもお役に立つことができればと思いアドバイスさせていただきます。
返せないような額の借金で悩んでいるなら、すぐに「自己破産」を含めた債務整理を専門家へ相談したほうが良いです。
弁護士・司法書士事務所に一度相談に行ったほうが賢明です、もちろん返済できる見込みがあり返済したいという思いも大事ですので何とか返済目途が立つようであれば債務整理をする必要はありません。
以下のような状態の方は直ぐに相談に行かれたほうが良いです、苦しい思いを続けて何も解決しない時間を過ごすより早く手を打つことで人生変わりますので行動しましょう。
・月の収入を完全に返済額が超えている
・仕事が不安定で収入が激減した
・高い金利の金融業者から借り入れしてる
私は本当に「自己破産」で人生再スタートを切れて再建できたと感謝しており、もちろんその時にお金を借りていた金融機関には迷惑を掛けてしまっている事実はありますが個人で何とかできる状況では既にないかったので債務整理という制度に感謝しかありません。
借金で苦しみ、人生に希望が持てないようなことにはなってほしくないので、この記事をを書いていますのでいつか誰かのお役に立っていたら幸いです。