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借金苦やローン苦から抜け出すには自己破産と任意整理、個人再生のどれを選べばいい?

こんにちは!Asset Blog編集部です。今回は「借金」をテーマにお役立ち情報をお送りします。

編集部

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世の中にはローンやクレジット利用、キャッシングなどによって大きな額の借金を背負い苦しんでいる人が大勢います。

経済的に安定している人からすると、「自己責任でしょ?」と突き放してしまいたくなるかもしれませんが、ちょっとしたきっかけで誰しもが同じような境遇に陥り可能性はあるものです。

1つだけ確かなことは、大きな額の借金をしてしまったら人生終わりというわけではないということです。

国は自己破産や任意整理、個人再生といった借金救済制度を認めているので、借金苦に陥っている人はそういった制度を利用して人生を立て直すべきだと言えるでしょう。

この記事では、そんな「借金苦やローン苦から抜け出すには自己破産と任意整理、個人再生のどれを選べばいいのか?」という疑問について解説していきたいと思います。

借金救済制度とは?

様々な媒体で、「借金救済制度」というものを目にすることが増えましたが、これは法律で認められた(要するに国が認めている)債務整理のことを指します。

法律に則り手続きを行うことで、利息をカットしたり借金額を減額、免除するという制度です。

具体的には、「自己破産」「任意整理」「個人再生」というものが挙げられます。

自分の現在の状況(借金額や資産、仕事の有無、収入)などに合った手段を選び実行することで、短期間で人生を立て直すことが可能となります。

自己破産、任意整理、個人再生の特徴

今現在多額のローンやリボ払い、キャッシングなどによって絶望を感じている人にとって借金救済制度は希望の光と言えますが、自分がどの方法を選べばよいのか分からないというケースも多いはずです。

ここからは、各手続きの特徴を解説してみましょう。

自己破産

自己破産というと、「人生終わった」というイメージがありますが、実情は全くそんなことはありません。

「税金以外の借金返済義務が免除される」という最大の救済制度ですが、そのデメリットは多くの人が考えているよりも少なかったりします。

  • 信用情報に登録される(ブラックリストに載る)
  • クレジットカードが一定期間(5年~10年)が作れない
  • 住宅ローンやカーローンなどが一定期間組めない
  • 価値のある財産が処分されてしまう(預金残高や不動産、退職金など)
  • 特定の職種に就けなくなる(弁護士や司法書士、税理士、警備員、宅地建物取引主任者、生命保険外交員など)
  • 官報に掲載されてしまう

自己破産を行おうとする人は、財産が手元にない状態が多いですし、官報に掲載されることによるデメリットはあまりないと言えます。

クレジットカードを新規に作ったりローンが組めないのはデメリットだと言えますが、負債をすべて免除してもらえるわけですから、普通に働けば十分にクレジットカードやローンを利用しなくても暮らしていけるでしょう。

自己破産をしたことを理由に解雇されることもありませんし、パスポートも持てます。

自己破産とは?小学生でも理解できるレベルで超わかりやすく解説

任意整理

任意整理は、自己破産や個人再生とは違い、裁判所を介さずに債権者と交渉し借金額を減らしたり金利をカットするなどして返済額を大幅に減額する方法です。

返済期間は3年~5年となっています。

借金自体がゼロになるわけではありませんが、大幅に支払額を減額できるので、自己破産や個人再生をせずに暮らしを立て直すことが可能です。

中には過払い金(利息制限法の定める金利を越えた金額)を差し引き返済額をゼロに近づけられる人もいたりします。

裁判所を介さないので、手続きも簡単だというのもメリットだと言えます。

ただし、信用情報に登録されてしまうので、5年間はブラックリストに入ってしまいます。

【2021年最新】任意整理についてメリットからデメリットまで詳しく調べてみた。

個人再生

個人再生は、裁判所を介して債権者と交渉し、借金額を大幅に減額してもらう方法です。

自己破産は返済額をほぼゼロにすることが可能ですが、個人再生は5分の1~10分の1に減額されます。

減額した残りの金額は、3年~5年で返済していきます。

任意整理による減額だけでは返済が難しいが、自己破産するほどではないという人(もしくは自宅を売却したくない人)に向いている方法だと言えます。

個人再生ってなに?メリットやデメリットを調べてみた。

借金救済制度を使って1日も早く人生をリスタートしよう

自己破産や任意整理、個人再生といった借金救済制度は、5年間(自己破産の場合は10年間の場合あり)もの間ブラックリストとなりクレジットカードが作れない、ローンが組めないなどのデメリットを負わなければなりませんが、それ以降は借金もなく綺麗な身で生活をしていくことができます。

もちろん、そういった制度を利用せずに自分の力だけで返済していくことができれば良いですが、ほぼ不可能な状態になってもひたすら高い金利を払い続け元本が減らない生活を続けているのであれば、いち早く制度を利用すべきだと言えるでしょう。

長い人生の中では、5年間という時間はそれほど長くはなく、その後の人生の方が圧倒的に長いはずです。

早く制度を使った方が、ブラックリストから解放される日も早まるのです。

※自己破産・個人再生の体験談はこちら

20代で600万借金して30代で自己破産した体験談ブログ(実話)

まとめ

今回は、「借金苦やローン苦から抜け出すには自己破産と任意整理、個人再生のどれを選べばいいのか?」という疑問について解説してきました。

様々な事情によって多額の借金を背負ってしまった人にとって、自己破産や任意整理、個人再生といった借金救済制度はまさに一縷の望みだと言えます。

ぜひそういった制度があるということを知り、自分に必要かどうかをしっかりと考えてみましょう。