人気記事
男性との結婚によって環境が大きく変わる女性はとても多いですよね。
住む場所を変えたり、場合によっては妊娠、出産、子育てなどをする場合もあるでしょう。
しかし、この不安定な時代では、それまでのキャリアが転職に活かせるとは限りません。
引越しをして新たに転職活動をしたり、子供が手が掛からない程度に大きくなってしえ社員を目指そうとした時、なかなか理想の仕事に就けないことも多かったりします。
その為に大きな武器となるのが、「資格」です。
この記事では、そんな「結婚後の女性の転職に役立つ資格3選」について解説していきたいと思います。
結婚後の女性の転職に役立つ資格3選
年功序列や終身雇用といった時代が終わりつつある現代では、より個人のスキルや資格が重要視されるようになってきています。
それは裏を返せば、結婚して一旦キャリアを止めた女性であってもスキルや資格を持っていればいつでも一定以上のキャリアを詰めるということでもあります。
特に近年重宝される資格としては、以下の3つが挙げられます。
登録販売者
ここ数年で一気にその知名度と重要度が増してきたのが「登録販売者」です。
近年医薬品を販売する店舗が急増していますし、インターネットでも売られることが多くなりましたが、それに反して薬剤師が不足しています。
有資格者がいなければ薬の販売はできないのですが、そこで注目されるようになったのが登録販売士なのです。
医薬品の中で「第二類医薬品」と「第三類医薬品」を扱うことができる資格で、この資格を持っているだけで一気に転職しやすくなるわけです。
また、転職がしやすくなるだけでなく、資格手当が支給されたり、昇進しやすくなるといったメリットも得ることができます。
ドラッグストアなどでは、店舗責任者を目指すことも可能となります。
求人もかなり多く、時代に求められている資格だということがわかります。
保育士
保育士不足が叫ばれている昨今では、間違いなく保育士資格が重宝されます。
無資格者でも保育園などで働くこともできますが、あくまでも「保育補助者」となるので、給与も低くなってしまいます。
保育士は、国家資格となるので、その信用度は非常に高い傾向があります。
もしも自分自身が子育ての経験をしているならば、資格にその経験を加えることができるので、より仕事のクオリティを高めることができます。
国家資格だけあってその何度は若干高め(合格率20%前後)ですが、半年ほど毎日1時間程度勉強すれば合格できる確率が高くなるので、未経験からでも目指せる資格です。
登録販売者と同じように、かなり多くの求人が出ているので、こちらも時代が求めている資格だと言えるでしょう。
医療事務
結婚したり子供ができたりすると、なるべく残業の少ない事務仕事を求める女性は多いはずです。
しかし、近年の不景気によってどの企業も事務員の数を昔よりも少なくする傾向にありますし、今後はAIの発展によって事務という仕事が少しずつ少なくなっていくはずです。
前述した登録販売者や保育士とは違い、時代が求めている資格出ないことは確かですが、女性からすると肉体的にも負担が少なく安定して働けるという点から非常に人気が高くなっています。
人気が高いということで、一昔前よりも求人数は減っている傾向にあります。
もしも求人に応募したとしても、ライバルが多く不採用になる可能性も高いというのが現実です。
しかし、医療事務に関しては、無資格でも働けるものの専門の知識が必要となる為、民間の医療事務資格を持っている人が採用される確率が高くなります。
国家資格ではないものの、やはり専門的な知識を扱う資格なので、簡単に取得できるわけではありません。
- 診療報酬請求事務能力検定
- 医科2級医療事務実務能力認定試験
- 医療事務実務士
これらの資格は、どれも合格率が40%~60%程度となっており、ある程度じっくりと勉強していく必要があると言えるでしょう。
他にも転職が有利になる資格は多数あり
前述した3つの資格は、女性が転職するにあたって非常に役に立つ資格ですが、それ以外にも魅力的な資格は多く存在します。
- 簿記3級・2級
- 宅地建物取引士
- 行政書士
- ヨガインストラクター
- ベビーシッター
- カラーコーディネーター
このように、難易度の高い資格もあれば2~3ヶ月で取得できるような比較的容易な資格もあります。
自分が転職したい業種に役立つ資格を取得してから転職活動を行うことで、理想的なキャリアを実現させることが可能となることでしょう。
まとめ
今回は、「結婚後の女性の転職に役立つ資格3選」について解説してきました。
登録販売者や保育士は、まさに時代が求める資格であると言えますし、医療事務も持っているだけで転職のしやすさが大きくUPするはずです。
個人のスキルや資格が重視される時代であるからこそ、確かな力を身に付けて転職活動を行っていきましょう。