人気記事
借金で苦しんだ経験を活かし本業の合間で自らの体験談をもとにした記事を執筆しています。
アセットマン
借金問題に悩んでいる方で「債務整理」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
- 債務整理にはどんな種類の手続きがあるの?
- 自分はどの債務整理を選べばいいのか?
- 本当に借金問題は解決するの?
- 自己破産するべきなのか?
債務整理について上記のようなお悩みを感じていませんか。
今回は債務整理について、手続きの種類から借金状況による最適な選択基準を個人再生と自己破産を経験している当ブログ運営者アセットマンがご紹介していきます。
債務整理についてメリット、デメリットを理解して最善の手続きを選びましょう!
アセットマン
借金返済が苦しいなら
おすすめ記事:【完全保存版】自己破産しなくても借金問題を解決できる3つの方法
おすすめ記事:借金減額診断(シュミレーター)について調査してみた!
債務整理とは?
多重債務などで借金問題を抱えている方が、借金を減額したり、支払いの猶予を伸ばしたりする手続きです。
債務整理をすると、借金で苦しむ生活から抜け出し再スタートできる国が認めた制度であり人生が救われるようなケースも多くあります。
債務整理について、ピーク時は自己破産件数だけでも24万件ありその後は年約10万件程度で推移しています。
雇用の不安定な状況や賃金上昇が見込まれない、非正規雇用者が増えることにより自己破産の予備軍は100万~150万人ほどいると言われています。
近年では、キャッシュレス時代に入り現金を使わない後払いの電子マネーを使い過ぎる特に若者が増加し返済難となり自己破産に追い込まれるケースも増えています。
少し古いデータですが、平成23年度の債務整理件数は以下となります。
- 自己破産の申し立て件数:約10万人
- 特定調停の申し立て件数:約1.1万人
- 民事再生(個人再生)の申し立て件数:約0.4万人
- 任意整理件数:不明(裁判所が関与しないため)
債務整理の手続きは1、自己破産 2、任意整理 3、民事再生(個人再生)4、過払い金請求、という4つの手続きがあります。
弁護士や司法書士に債務整理の手続きを依頼することでその後の返済や催促(取立)を止めることができます。
弁護士や司法書士に借金問題を相談することで、債務整理方法の提案を受けれますが自分でも債務整理の手続きについての知識を知っておくことでより理解でき失敗しない選択をすることができるようになります。
自分にあった手続きを見つけ、少しでも早く借金問題から抜け出し人生を再スタートさせましょう。
借金返済が苦しいなら
おすすめ記事:【完全保存版】自己破産しなくても借金問題を解決できる3つの方法
おすすめ記事:借金減額診断(シュミレーター)について調査してみた!
自己破産とは?
自己破産とは、借金返済に行き詰まり裁判所に申し立てを行い裁判官から支払い不能であると認定を受けることができれば借金を全額免除してくれる手続きです。
借金の額が100万でも1億でも自己破産の免責がでれば借金がチャラになります。
もちろんデメリットもあります。
自己破産から5年~10年はクレジットカードやローン・キャッシュングなど新たに借金することが出来なくなります。
所有している自宅や車を中心とした全ての資産を手放す必要があります、一部の生活に必要な家財道具は残せますが現金も含めた資産のほとんどを失います。
保証人がいれば保証人に請求が行くため迷惑を掛けてしまうことにもなるため慎重に判断する必要があります。
また、破産した事実が官報に掲載されるため他人に破産したことがばれてしまう可能性もあるため慎重になる人が多いです。
関連記事:自己破産した事実は検索されたらバレる!?経験者が教える【自己破産Q&A】
しかし最大のメリットは全ての借金がチャラになるので、どんなに借金で苦しんでいても取立がきつくても借金が全額なくなるため人生再スタートできる債務整理手続きです。
自己破産の手続きに掛かる費用についてはこちらの記事をご覧ください。
自己破産を選んだ方がいい方
- 多重債務で500万以上の借金があり収入的に完済が難しい方
- 借金に保証人がいない方
- 住宅(持ち家)や車などを所有していない方
- 結婚していない方
任意整理とは?
任意整理とは、裁判所を関与させない債務整理方法です。債務整理を専門で仕事をしている弁護士や司法書士事務所に相談し債権者と借金減額や支払い期間の交渉から、利息制限法の上限金利を超えた金利分の引き直し計算による元本充当など裁判所を介さずに交渉を行い和解成立させる手続きです。
メリットは、裁判所を関与させないため手続きが簡単である点と住宅や車などの資産を残すこともできます。
デメリットは他の債務整理方法と比べて借金減額できる割合が少なくなる点と保証人が要る場合には迷惑を掛けてしまうことです。
任意整理を選んだ方がいい方
- 借金が減額できれば完済できる収入がある方
- 官報に債務整理の情報が掲載されるのが嫌な方
- 官報に債務整理の情報が掲載されるのが嫌な方
民事再生(個人再生)とは?
民事再生とは、自己破産と同じく裁判所に申し立てを行い裁判官が支払い困難であると認定してもらうことができれば借金が5分の1から最大で10分の1に減額してもらい3年~5年で分割して返済をしていく手続きです。
民事再生の最大のメリットは、借金が最大10分の1まで減額してもらえ住宅などの資産も残したまま借金を整理できる点が大きなメリットです。
民事再生(個人再生)を選んだ方がいい方
- 住宅や車など財産を残したい方
- 借金減額で完済できる収入がある方
借金返済が苦しいなら
おすすめ記事:【完全保存版】自己破産しなくても借金問題を解決できる3つの方法
おすすめ記事:借金減額診断(シュミレーター)について調査してみた!
過払い金請求とは?
過払い金請求とは、借金返済の中で本来支払う必要がなかったにも関わらず債権者に支払い過ぎたお金を過払い金と言います。
この過払い金を取り戻す請求をする手続きが「過払い金請求」となります。
利息制限法で定められている上限金利を超える金利で毎月返済を続けていた方で正当な金利で引き直し計算をすれば過払い金がいくらあるのかが分かります。
特に長年借金の返済を続けていた方は借金元本以上の過払い金が戻ってくるようなケースもあり借金が貯蓄に代わることも少なくはないようです。
過払い金請求を選んだ方がいい方
- 既に借金を全額完済済みの方
- 長年借金返済を続けている方
- 個人の信用情報に悪い情報を掲載したくない方
関連記事:借金減額診断(シュミレーター)について調査してみた!
まとめ
債務整理について手続きの種類から借金状況によって選択する基準などをご紹介してきました。
借金問題で悩まれている方は悩んでいるだけではなく行動を起こして借金問題を解決しましょう。
借金は悩んでいるだけでは何も解決しません、日々金利が増えてしまうので早い行動が解決の糸口となります。
借金のことは周りに相談しづらいと思いますが、債務整理のプロである弁護士や司法書士であれば最適な借金整理方法を初回は無料で相談に乗ってくれるため一度相談してみましょう。
借金問題をメールで相談したい方はこちら