結論:当日の迷いは事前の並べ替えで消える。持ち物を三系統に分け、到着から10分で書面確認→入金→鍵引渡しまで一直線に進める段取りを作っておく。
三系統で仕分け
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書類系
車検証、自賠責、納税証明、リサイクル券、譲渡証明書、委任状、印鑑証明、本人確認書類、口座情報、整備記録簿、リコール実施証明。 -
鍵と装備系
メインキー、スペアキー、スマートキーの電池確認、ホイールロックアダプタ、ナビのSDカード、ETCカードは抜いておく。 -
取扱系
取扱説明書、保証書、メンテナンスノート、ドラレコ取説、純正工具・ジャッキ、牽引フック、シートバックのグロメットなど小物。
当日の動線(店舗でも出張でも同じ)
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到着直後
車体番号と書類の一致、走行距離の確定、付属品リストのチェック。 -
金額と条件の再確認
減額条件、入金日時、名義変更期限、違反通知時の連絡先を読み合わせ。 -
入金と書面
即日現金なら窓口入金に同席。振込なら着金時刻を記載。領収書と預り証を交換。 -
鍵と備品の引渡し
メインキーとスペアキーの本数を明記。ホイールロックアダプタ・取説一式を袋にまとめて手渡し。 -
記念ナンバーや希望ナンバー
記念ナンバーを保管希望なら、事前にナンバー返納手続の可否と費用を確認。原則は業者の抹消時に返納されるので、事前合意がないと確保できない。
ありがちな詰まりと回避
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スペアキーが見当たらない
後日発見時の取り扱い(返送先、期日、未返却時の減額有無)を先に文書化。 -
ナビのメディアやドラレコSDの抜き忘れ
データ初期化と媒体回収のチェックリストを当日持参。 -
名義変更の完了連絡が来ない
期限日と、車検証写しの送付方法を契約書に記載。
当日チェックリスト
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書類一式をクリアファイルに仕切り分け
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鍵とアダプタは同じ袋にまとめて本数明記
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取説・保証書・整備記録はゴム留めで束ねる
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入金期日、名義変更期限、違反通知時の連絡先を紙で固定
まとめ:当日は確認と交換の連続作業。三系統に分けて梱包し、読み合わせと着金確認を終えたら、鍵・書類・備品の順で渡す。これだけで、現場の迷いは消える。