結論:見られる場所は決まっている。順路に沿って整え、写真と明細で裏付ければ、初手提示額が安定する。
外装
-
パネルのチリと面の映り込み、色あせ
-
ルーフ、ピラー、バンパー角の小傷
-
ヘッドライトの黄ばみ、フロントガラスの飛び石
-
タイヤ溝と年式、ホイール傷
対策
洗車後に薄曇りで撮影、ライトは磨く、タイヤ空気圧を整える
内装
-
匂い、天井のシミ、シートのスレや破れ
-
スイッチ類のベタつき、ステアリングのテカリ
-
ナビ、バックカメラ、電装の起動と作動
対策
無香料で清掃、マット丸洗い、電装は動画で作動記録
機関
-
警告灯、アイドリングのばらつき、始動性
-
オイル滲み、冷却水、ベルト鳴き
-
バッテリー電圧、補機の作動音
対策
直近の点検記録を用意、必要な消耗品は更新
下回り
-
オイル漏れ、錆、マフラーの腐食
-
足回りブーツの破れ、ショックのにじみ
対策
下回り写真を事前に撮影、錆が少ないことを可視化
書類と付属品
-
記録簿、領収、保証書、スペアキー、ナビSD、ホイールロックアダプタ
-
リコール実施証明、保証継承の可否
まとめて見せる資料パック
-
写真15〜25枚、動画30〜60秒
-
直近整備明細と交換一覧
-
リコール・保証継承の証憑
-
付属品チェックリスト
チェックリスト
-
外装小傷の把握と写真
-
室内無臭、電装作動の確認
-
機関の始動と警告灯消灯
-
下回りの錆と漏れ
-
書類と付属品のセット
まとめ:査定員の視線は一定。順路で整え、一次情報の束で裏付ける。これだけで、再査定の口実は目に見えて減る。