fbpx

オートオークション相場の読み方|業者の仕入れ価格を知る

結論:買取店の原価はオートオークション相場が基準。自車と同条件の成約レンジを知れば、交渉の物差しが手に入る。

まず用語を最低限

  • 落札価格 成約価格のこと。ここに運搬費や手数料が加わって仕入原価になる

  • 評価点 車両状態の総合点。内外装の小傷や修復歴の有無で上下

  • コーナー 会場や部門ごとのカテゴリ。軽、ミニバン、輸入車などに分かれる

どう相場を当てるか

  • 年式、グレード、走行距離、色、修復歴の有無、評価点でフィルタ

  • 月別のレンジを並べて、上限と中央値を把握

  • 爆発的に高い一件は除外し、母数の多い帯を基準にする

実務への落とし込み

  • 交渉のフレーズ
    本件の会場レンジは上限がおよそ〇〇万円、中央値が〇〇万円。店頭経費を加味しても、提示は〇〇万円台が妥当では

  • 会場レンジより高い提示が出たら、後日の減額条件を必ず文書で限定列挙

注意点

  • 為替や輸出規制、季節要因でレンジが短期に動く

  • 評価点の基準は会場で差があるため、写真と明細で自車の位置づけを補正

チェックリスト

  • 同条件の落札レンジの上限と中央値

  • 月別のトレンド

  • 自車の評価点相当の根拠写真

  • 減額条件の書面化

まとめ:会場レンジを知ると、感覚ではなく帯で話ができる。自車の位置を写真と明細で補正し、上の端に寄せていこう。