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社外パーツは得か損か|純正戻し・ノーマル戻しの判断基準

結論:純正に戻せるなら基本は戻す。

例外は、需要が明確なパーツで、装着状態の方が確実に高く売れると読める時。判断は市場の母集団と戻しコストの比較で行う。

戻すべき典型

  • 車検非対応やグレーな排気系、直管系

  • 乗り心地を大きく落とす足回り

  • 目立つ外装エアロで修復歴の判断を曖昧にするもの

  • ナビ オーディオで配線加工が荒いもの

そのままがプラスになりやすい例

  • メーカー系スポーツブランドのサス ブレーキ ホイールでサイズが適正

  • 実用強化のドラレコ、ETC2.0、バックカメラ、セキュリティ

  • スタッドレス別セット、純正同径の高品質ホイール

判断の式

  • ノーマル戻しコスト
    工賃+純正部品の手配費用

  • 期待上振れ
    ノーマル化で広がる買い手母集団により、入札最高額がどれだけ伸びるか

  • 付属品別売り価値
    取り外したパーツを単体売却した場合の回収額

上振れ見込みが戻しコストを超えるなら戻す。超えないなら現状のまま、ただし減額口実を潰す写真と説明を用意。

見せ方と書き方

  • 純正部品の有無を一覧に。ホイールボルト、センターキャップ、ジャッキポイントアダプタなど細かい付属も記載

  • 取付施工店の領収、トルク管理やアライメント実施の記録を提示

  • パーツの型番、年式、走行距離使用の目安を記す

入札運用のコツ

  • 現状装着とノーマル戻しの二案で事前見積を取り、どちらが高いかを同時比較

  • チューニングに強い業者と一般向けの業者を混ぜる

  • 再査定条件に、社外パーツ由来の指摘は事前申告分のみと限定する

チェックリスト

  • 純正戻し可否と費用

  • 付属品の有無リスト

  • 施工記録と型番

  • 二案見積の比較表

  • 再査定条件の書面化

まとめ:社外パーツは情報の非対称で損をしやすい。純正に戻せるなら戻し、戻さないなら資料で納得を作る。二案比較で、最高手取りへ。