fbpx

名義パターン別(個人/法人/相続)必要書類まとめ

結論:名義と立場ごとに、押さえる書類は決まっている。印鑑証明の期限、委任の可否、複数人の合意が要るケースを先に洗い出すと、当日は押印だけで進む。

個人名義

  • 必須:車検証、実印、印鑑証明、譲渡証明書、委任状、自賠責、リサイクル券、納税証明、本人確認書類、口座情報、スペアキー

  • 住所や氏名が車検証と異なる場合は住民票や戸籍の附票でつなぐ

共有名義

  • 共有者全員分の印鑑証明と実印、全員の署名押印が入った譲渡証明と委任状

  • 誰か一人に委任して手続きをまとめる場合でも、全員の書類が必要

所有権留保あり(ローン中)

  • 上記に加え、所有者の会社からの所有権解除書類と完済証明

  • 完済後にしか移転や抹消はできない

法人名義

  • 登記事項証明書(発行3か月以内)、法人印鑑証明、法人実印

  • 代表者の身分証、社判入りの譲渡証明と委任状、社内決裁書類の写しが求められることも

相続が絡む(故人名義のまま)

  • 法定相続情報一覧図または戸籍一式、遺産分割協議書、相続人全員の印鑑証明

  • 相続人代表へ一旦移転してから売却、もしくは抹消委任で処理。事前に買取店と方式を決める

代理人が手続きを行う

  • 委任状、委任者の印鑑証明、代理人の身分証

  • 海外在住者は在外公館の署名証明や公証を利用

リース車

  • 原則はリース会社名義。買取可否、残存価額、買取オプションの有無を確認し、承諾書を取得

よくある詰まり

  • 印影不一致、旧住所のまま、名字変更の未反映、印鑑証明の期限切れ

  • 自賠責やリサイクル券の紛失は再発行を先に

取得場所と期限の目安

  • 印鑑証明と登記事項証明は発行から3か月以内

  • 納税証明は当年分、車検証の住所相違は住民票でつなぐ

まとめ表(抜粋)

名義 必須書類の要点
個人 車検証 実印 印鑑証明 譲渡証明 委任状 自賠責 リサイクル 納税証明 身分証
法人 登記事項証明 法人印鑑証明 法人実印 代表者身分証 譲渡証明 委任状
共有 全員の印鑑証明と実印 譲渡証明 委任状
ローン中 完済証明 所有権解除書類 一式
相続 法定相続情報一覧図 遺産分割協議書 相続人全員の印鑑証明

チェックリストを事前配布し、発行日と住所表記を統一しておけば、当日は書類差し戻しが起きない。