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クレジットカードでキャッシングをしている人も多いかと思いますが、近年キャッシングの他に「リボ払い」を多用してしまう人がかなり増えています。
リボ払いは、毎月の支払額が変わらない(もしくは微増で済む)ため、便利なシステムではあります。
しかし、返済金額が少なくて済むということは、借金の元本がなかなか減らないということでもあるのです。
必要以上にリボ払いを行うことは、確実に経済的なダメージを追うことになるのです。
リボ払いをし続けてしまう人は、いったいどのような心理なのでしょうか?
この記事では、そんな「子供や配偶者の為や他者への見栄の為にリボ払いを繰り返してしまう人の心理」について解説していきたいと思います。
リボ払いは借金と同じ
リボ払いを利用している人の中には、「リボ払い=借金」という認識がない人もいたりします。
しかし、実際にはキャッシングやカードローンと変わらない借金にようなものですし、返済額が少なめに設定されているのでローンよりも返済が長期化しやすいのです。
本来であれば極力使うべきではないシステムであると言えるでしょう。(一時期リボ払いのCMが多かったので、利用してしまっている人も多いというのが現状)
見栄を張りたいという欲求は「自己顕示欲」や「虚栄心」が強い証拠
人間には「自分が少しでも良く見られたい」という欲があるものです。
その為、例えば家や車、カバンや財布、時計など、必要以上に高級な物を購入してしまうのです。
まさに「自己顕示欲」や「虚栄心」を満たす行為であると言えます。
しかし、実際の収入は多くの人が300万円~500万円程度であり、本来であればそれほど高級な物ばかり購入することはできません。
そこでつい利用してしまうのが「リボ払い」というわけです。
リボ払いの場合には、例え20万円の時計を購入したとしても、月々の返済は数千円で済みますし、その後10万円の財布を買ってもそれほど毎月の返済額は変わりません。
この「自己顕示欲」や「虚栄心」によってリボ払いにハマってしまう人は非常に多いと言えるでしょう。
子供や配偶者に幸せになってもらいたいという「他者貢献」の心理
家計を預かる主婦の方に多いのが、リボ払いで子供にオモチャを買ってあげたり、旦那さんの晩酌用のお酒を購入するといったケースです。
本来であれば、その月の収入で生活がギリギリなのであれば「我慢して」と言わなければなりませんが、「少しでも幸せを感じてほしい(我慢してほしくない)」という思いによってついリボ払いという選択をしてしまうのです。
人は他者に貢献することで幸せを感じる生き物です。
自分がいなくても大丈夫という孤独感を感じることを嫌い、無意識に他者に貢献する行動を取ってしまうわけです。
「ありがとう」と言われたり、「自分がしたことで相手が喜んでくれる」という体験をすることで孤独感は薄れ、幸福感が増していきます。
しかし、リボ払いによって一時的に家族を幸せにできたとしても、長い目でみれば不幸にしてしまうことになってしまいます。
気持ちはわかりますが、家計を健全に回していくためには「支出が収入を超えないような生活」をしていくことが重要なのです。
他者貢献はまた違う形で行うようにしましょう。
リボ払いからカードローンへの借り換えがおすすめ
もしもリボ払いを優先して利用しているのならば、カードローンへの借り換えを積極的に検討すべきです。
なぜならば、リボ払いは金利が15%~18%と高く設定されていることがほとんどなので、いつまでも元本が減らずに長年借金がある状態となってしまうからです。
これに対して、銀行系のカードローンの場合は3%~15%(多くの場合は14%前後)となっているので、金利を低くすることが可能なのです。
たかが数パーセントではありますが、その数パーセントによってかなり完済日が早まるのも事実です。
さらに、複数のクレジットカードでリボ払いを利用している人であれば、カードローンで一括化することで計画的に返済することが可能となります。
まとめ
今回は、「子供や配偶者の為や他者への見栄の為にリボ払いを繰り返してしまう人の心理」について解説してきました。
「自己顕示欲」や「虚栄心」によってリボ払いにハマってしまう人はとても多く、子供や配偶者に幸せになってもらいたいという「他者貢献」の心理によってリボ払いをしてしまう人も多かったりします。
冷静に考えれば、リボ払いがリスクの高いシステムであるということはわかるはずですが、そういった心理に陥ってしまうとつい利用してしまうものなのです。
ぜひリボ払いは借金と同じだということをしっかりと理解して、カードローンに借り換えるなどしてしっかりと家計をコントロールするようにしましょう。
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