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借金を完済を達成するためのモチベーションの保ち方

こんにちは!Asset Blog編集部です。今回は「借金」をテーマにお役立ち情報をお送りします。

編集部

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借金額が10万円前後であれば、短い期間で完済することが可能ですが、その金額が増えるごとに完済できる年月は必然的に長くなっていきます。

金利だけでもそれなりの金額になり、元本がなかなか減っていかないケースも多く、10年、20年と借金を抱えながら暮らしている人も意外と多かったりします。

そういった借金地獄から抜け出すためには、思い切って債務整理をするか、頑張って完済するかの二択しかありません。

自分の力で完済するのが理想的ではありますが、現実は厳しく、返済に向けてモチベーションを高く保たなければ簡単には実現できません。

この記事では、そんな「借金を完済を達成するためのモチベーションの保ち方」について解説していきたいと思います。

完済するためには「内的動機づけ」と「外的動機付け」が重要

心理学では、「動機づけ」というやる気やモチベーションに関する研究も多々行われています。

仕事やプライベートなど、あらゆることのやる気やモチベーションを高く維持していくためには、「内的動機づけ」と「外的動機付け」がとても重要となります。

借金という問題に当てはめてそれぞれを解説してみましょう。

内的動機づけ

内的動機づけとは、「楽しいから取り組む」「興味を持ってその問題に取り組む」という自発的な動機です。

例えば、「ゲームを毎日1時間行う」という目的であれば、多くの人が楽しく興味を持って取り組むことができ、簡単にクリアすることができますよね。

ゲームであれば誰でも内的動機づけができますが、これが「ダイエット」であったならばどうでしょうか?

ダイエットは食事制限をしたり運動を習慣化させなければいけないので、基本的にやる気やモチベーションが下がりやすいものです。

しかし、「体重をグラフ化して日々下がっていくのを視覚的に確認するゲーム要素を作る」ことで、一気に楽しさや興味が高まり、内的動機づけが強まるはずです。

借金という問題であっても同じように内的動機づけを行うことができます。

借金額をグラフ化して、元本が減っていくのを視覚的に捉えるようにすると、楽しさや興味が上昇します。

内的動機づけを強めることができれば、長期的にモチベーションを保つことも十分に可能となるはずです。

外的動機付け

外的動機付けとは、外部から報酬などを貰うこと(期待すること)によってやる気やモチベーションを上げるという動機付けです。

また、報酬の他にも、「罰を避けるため」というのも外的動機付けに含まれます。

借金に応用するのならば、「副業を頑張り毎月5万円返済していたのを6万円に上げて原本を早く減らす努力をする代わりに、月に1回豪華な外食に出掛ける」といった方法も良いでしょう。

現実的には外食費用分も元本に割り当てればその分早く完済できますが、それではモチベーションが必ず落ちてしまいますよね。

元本がこれまでよりも1万円ずつ多く減っていきながらも、毎月1回豪華な外食ができるとなると、将来的なご褒美(完済が早まる)と短期的なご褒美(毎月豪華な外食ができる)の両方を手に入れられるのでモチベーションを保ちやすくなるのです。

また、「罰を避けるため」という外的動機付けを得るために、借金を抱えたままの5年後の姿をたくさん想像してみたりするのもおすすめです。

完済後にやりたいことを明確にする

心理学では、自律性の欲求を満たすことが行動を続けるために重要であると考えられています。

自律性の欲求とは、自らが行動したり考えたいという欲求のことを指します。

自分で始められて自分で終わらすことができるものであれば、比較的モチベーションを保ちやすいのです。

そんな自律性の欲求を利用して借金の完済を目指すのであれば、「借金完済後にやりたいことを明確にする」という方法がおすすめです。

借金が完済できたら何をしたいのかを自分で考え計画を立てることで自律性の欲求が満たされます。

そして、無事に完済した時、「自らの計画を達成させた」という事実によって、より自律性の欲求が満たされ、それは自己肯定感の上昇に繋がっていくのです。

借金完済をしたタイミングで、正常な暮らしができる経済状況を作れるだけでなく、未来を明るくするパワーと計画を手にできるわけです。

他にも、「有能性の欲求」や「関係性の欲求」など行動を続けるために重要な欲求がありますが、借金返済に関しては自律性の欲求が一番効果的であると言えるでしょう。

まとめ

今回は、「借金を完済を達成するためのモチベーションの保ち方」について解説してきました。

内的動機づけを利用する

外的動機付けを利用する

完済後にやりたいことを明確にする

借金を完済するためには、これらの心理的工夫を行うことでモチベーションを保つことが必要です。

「なんとなく毎月借金返済している」という人は、ぜひ動機づけをしてみてはいかがでしょうか?