今現在働いている会社から転職したいと考えている人は多いかと思いますが、そもそもその業種が自分に合っているかどうかも分からないという人もいるはずです。
満員電車に揺られ出勤したり、車で出勤するのに毎日渋滞に巻き込まれている人もいるでしょう。
仕事のプレッシャーや人間関係に疲れ途方に暮れる毎日を過ごしている人も多いはずです。
そんな人たちに一度検討してもらいたいのが「農業業界」への転職です。
「いやいや、農業はおじいちゃんおばあちゃんが家族で経営しているような業界だから会社自体がないでしょ?」と思う人がほとんどかもしれません。
しかし、多くの分野でIT化が進んでいるように、農業業界もここ5年~6年ほどでかなり大きな変化を見せているのです。
この記事では、そんな「農業分野に転職をするメリット」について解説していきたいと思います。
農業就業人口は大幅減
2010年の農業就業者が260万人いたのに対して、2020年の農業就業者は152万人と100万人以上減少しています。
さらに、65歳以上の高齢者の割合はなんと70%程度となっており、今後さらに農業就業者が減少していく可能性があると考えられるのです。
「ほら、やっぱり農業は衰退している業界だから、転職するなんてリスクでしかない」と思うかもしれません。
確かに労働人口の減少は農業にとって最大の問題です。
しかし、着実にその中身は変わってきているのです。
詳しく解説していきましょう。
法人数が急増し安定した就業が可能に
農業の分野において一筋の光となっているのが、法人数が増えているという点です。
それまでの農業は、家族経営が基本で、小規模の農地を少人数で回すような経営スタイルがほとんどでした。
しかし現代では、農業の売上の約8割を中規模~大規模の法人が占めているのです。(2010年頃までは約3割程度だった)
法人数は10年前の約4倍にもなっていると言われています。
求人情報を検索してみても、農業の求人が数多くされていますが、法人が求人を出しているケースも非常に多くなっています。
「農家さんのところで働くのは休みも少ないし経営がいつ傾くか分からず不安定だから無理」と思っている人たちも、安心して働ける土壌ができつつあるのです。
スマート農業の推進により労働環境も改善
ここ数年、「スマート農業」という言葉を良く耳にするようになりました。
スマート農業とは、IotやICTといった先端技術を農業に取り入れることで、労働者の肉体的負担を減らしたり、効率的に農業が行えるようにするというものです。
農業は、トラクターで畑を耕し、腰をかがめて長時間作業するといったイメージを持たれているかと思いますが、スマート農業ではそのイメージがガラッと変わるようなものとなっています。
自動走行するトラクターや田植え機、収穫用のロボット、ドローンの農業への活用、徹底した管理が行える植物工場、肉体への負荷を軽減させるパワーアシストスーツなど、農業の世界にも確実にITが進出しているのです。
法人化した会社でスマート農業を行えるという環境
今現在、農業業界への転職を全く選択肢に入れていない人も多いはずです。(99%の人が選択肢に入れていないはず)
しかし、大規模な農園を確保した法人がスマート農業が行える最新の設備を整えて人材確保を進めている現状を考えてみましょう。
労働力が減少している現状を考えれば、農業業界への転職も「あり」と言えるのではないでしょうか?
実際にこの事実に気が付き農業業界への転職した人もすでにいたりします。
国からの支援も手厚くなることが予想されるので、どんな業界よりも安定した生活が送れる可能性を秘めているわけです。
農業業界に転職するメリット
実際に農業業界に転職すると、以下のようなメリットが得られます。
・太陽の下で常に自然と触れ合える
・食に関する関心が高まる
・自分が必要とされている実感を得られる
・学歴や職歴を気にする必要がない
・法人であればまとめて休みを取ることもできる
・自分が作った農作物を美味しく食べてもらえるという喜びが得られる
いかがでしょうか?
これまで農業業界への転職を一切考えたことがない人でも、「ちょっと面白そうかも」と思いませんか?
実際に農業に従事している人で農業系の学校に通っていた人は半数にも満たないので、未経験であっても十分に活躍することができるのです。
まとめ
今回は、「農業分野に転職をするメリット」について解説してきました。
・法人数がここ10年で約4倍増えている
・IT化や肉体労働の負荷減少ができるスマート農業が進んでいる
・10年後、20年後も安心して働ける環境がある
これらのポイントを踏まえると、農業業界へ転職するという選択肢は「あり」と言えるのではないでしょうか?
気になる人はぜひ農業に関する求人をチェックしてみてはいかがでしょうか?