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リボ払いの利用で借金地獄に陥る可能性が高くなってしまう理由

こんにちは!Asset Blog編集部です。今回は「借金」をテーマにお役立ち情報をお送りします。

編集部

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ここ10年でよく耳にするようになった「リボ払い」という言葉ですが、実際に利用しているという人も非常に多いはずです。

リボ払いはアメリカで始まったシステムですが、1970年代から実際に使われているので、その歴史は意外と古かったりします。

日本でもすでにリボ払いの認知度は高く、日本銀行のアンケートでは約55%の人が「一度でもリボを使用したことがある」と回答しています。

そんなリボ払いですが、その手軽さと仕組みゆえに、多くの人の借金の要因ともなってしまっています。

いったいなぜリボ払いを利用すると借金に陥る可能性が高くなってしまうのでしょうか?

この記事では、そんな「リボ払いの利用で借金地獄に陥る可能性が高くなってしまう理由」について解説していきたいと思います。

クレジットカードによる「リボ払い」とは?

リボ払いとは、「リボルビング払い」の略称で、「毎月の支払額を一定にできるシステム」のことです。

例えば、毎月5,000円の支払額にリボ払い設定している場合には、その月に新たに3,000円の商品やさーびしを購入しても請求額が5,000円のままとなります。

その月ごとに支払い額が大きく変動してしまうと、生活費のやりくりが非常に大変となってしまいますが、リボ払いによって支払額が一定額となることで管理がかなりしやすくなるのです。

リボ払いの利用で借金地獄に陥る可能性が高くなってしまう理由

毎月の支払額が一定になるリボ払いは、一見すると非常に大きなメリットをもたらしてくれるシステムだと感じますが、実際にはかなりリスクの高い手段となります。

クレジットカード会社のホームページなどでは、リボ払いを強調して宣伝しています。

「毎月の支払い額が一定」という一見すると大きなメリットだと感じる為、多くの人が利用してしまうのです。

しかし、大々的に宣伝しているということはすなわち「クレジットカード会社の利益に繋がっている」とも捉えられます。

実際にこのリボ払いというシステムに手を出してしまったがゆえに多額の借金を背負うことになった人も大勢いるのです。

リボ払いは手数料が高い

まず最初に挙げたいのが、その「手数料の高さ」です。

手数料が15%程度であることが多いのですが、これはすなわち5000円のリボ払いに設定しているならば(10万円利用した場合)1,200円程度が手数料となる計算になります。

それはすなわち、「元本が3,800円程度しか減らない」ということとなります。

毎月いくら使っているのかが分かりにくい

リボ払いの場合、毎月の支払額が一定となっているため、自分がどれだけ商品やサービスを購入しているのかが分かりにくくなってしまいます。

残高スライド方式であれば大まかに「あ、使いすぎたかも」と把握することは可能ですが、定額方式の場合にはかなり使った金額への意識が薄くなってしまうのです。

この錯覚によって借金額が膨らんでいってしまう人は非常に多いと言えます。

欲しい物を購入していても毎月の支払いが苦しくならないという生活が当たり前になってしまったならば、高い確率で多額の借金を抱えることとなってしまうでしょう。

「毎月の支払は問題なく行えている」という間違った捉え方が、未来に闇を落とす原因となるのです。

リボ払いに陥りやすいタイプ

リボ払いというシステムは、余程のことがない限りは利用すべきではないものだと言えますが、クレジットカード会社にとって大きな利益となる以上はかなり強い宣伝がされるでしょうし、それに乗っかってしまう人が存在してしまうのも致し方ないと言えます。

このシステム自体も、使い方によっては非常に便利なものなので、一概に100%悪とも言い切れない側面があります。

しかし、以下のようなタイプの人については、リボ払いに設定しない方が良いと判断できます。

利用明細を確認しない人

このタイプの人がリボ払いを利用し始めると、高い確率で多額の借金を背負うこととなってしまいます。

前述したように、「買い物をたくさんしているのに毎月の支払額が一定」という錯覚に完全にハマってしまうはずです。

リボ払い専用のクレジットカードを持っている人

クレジットカードによっては、リボ払いの専用カードというものもあります。

こういったカードを1枚でも所有していると、「今月ちょっと苦しいな。でも買いたい物がある」という時にリボ払いを利用してしまうという癖が付いてしまいます。

気が付くとリボ払い専用カードばかりを使用するようになってしまい、借金額が増え続けるという悪循環に陥ってしまうのです。

まとめ

今回は、「リボ払いの利用で借金地獄に陥る可能性が高くなってしまう理由」について解説してきました。

リボ払いは、「リボ払いは手数料が高い」「毎月いくら使っているのかが分かりにくい」といった特徴があるので、いつの間にか借金額が膨らみ、気が付いたら返済不可能な額になっていたというケースに陥りやすいのです。

もしも現在リボ払いで利用料金が毎月少しずつ増えていってしまっているならば、ぜひ新たな支払いはリボ払いではなく一括払いに変更し、ボーナスなどのタイミングで元本を減らしていくようにしましょう。