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借金を重ねてしまうと毎月の返済額が大きくなり、経済的にも精神的にも余裕がなくなってきてしまいますよね。
収入を増やしたり、新たな借り入れをしない気持ちの強さも必要となってくることでしょう。
しかし、それ以外にも改善しておかなければならないことがあります。
それが「金銭感覚」です。
致し方なく借金を背負ってしまった人もいますが、金銭感覚が緩いがゆえに借金を抱えてしまうケースも非常に多いと言えるでしょう。
この記事では、そんな「借金から抜け出すために必要な金銭感覚の改善法」について解説していきたいと思います。
コンビニで買い物をするかスーパー(ドラッグストア)で買い物をするか
あなたはよくコンビニに行って買い物をしますか?
もしも「YES」という答えであれば、金銭感覚が緩いと言えます。
コンビニで売っている商品と全く同じ商品の多くが、スーパーやドラッグストアで20%~30%引きの値段で販売されています。
お金持ちになる人や、着実に貯蓄を増やし余裕のある生活をしている人たちは、それほどコンビニなどで買い物をせず、スーパーやドラッグストアなどで買い物をすることの方が圧倒的に多いのです。
その金銭感覚の意識の高さで浮いた金額を、投資などに回すことで、5年後、10年後に確かな経済力としていくわけです。
すべての人が該当するわけではありませんが、借金をしてしまう人の多くは買い物をコンビニで済ませてしまう人だったりします。
もちろんたまにコンビニで買い物をするくらい(またはスーパーやドラッグストアに行く時間がない時くらい)ならば問題ありませんが、毎日のようにコンビニで買い物をしてしまうような金銭感覚であるならば、改善しなければならないと言えるでしょう。
銀行の手数料の意識
まずはいくつかの大手銀行(ゆうちょ銀行含む)のATM利用料を挙げてみますので、見てみましょう。
●三菱UFJ銀行
平日・土日8時45分~21時まで:0円
上記以外の時間帯:110円
コンビニATM利用手数料
平日8時45分~18時まで:220円
上記以外:330円
●三井住友銀行
平日8時45分~18時まで:0円
平日上記以外:110円
土日祝日終日:110円
コンビニATM利用手数料
平日8時45分~18時まで:220円
上記以外:330円
●みずほ銀行
平日8時45分~18時まで:0円
平日8時~8時45分まで:110円
平日18時~23時まで:110円
平日上記以外:220円
土日祝日8時~22時まで:110円
土日祝日上記以外:220円
コンビニATM利用手数料
平日8時45分~18時まで:105円
上記以外:210円
・ゆうちょ銀行
平日・土日祝日:0円
コンビニATM利用手数料(イーネットマークのあるATM)
平日8時45分~18時まで:0円
土曜9時~14時まで:0円
上記以外:220円
それ以外のコンビニATM
平日8時45分~18時まで:110円
土曜9時~14時まで:110円
上記以外:220円
※ゆうちょATMの場合(ファミリーマート設置ATM含む):0円
時間帯や曜日によって、その手数料に違いがあるのが分かりますよね。
借金が多い人は、「手数料の100円、200円なんてそれほど気にしなくて大丈夫」という感覚であることが多いかもしれません。
毎月の収入と支出をしっかりと管理している無借金の(着実に貯金をしている)人は、なるべくATM手数料が掛からない時間帯や曜日に振込や入金などを行う事が多いはずです。
たった数百円(月に2回~3回ほど行ったとしても500円~600円程度)ですが、その積み重ねが生活に影響していくのです。
ポイントが貯まる生活を意識する
昔から買い物のポイントを貯める主婦の人は多かったりしますよね。
ポイントを貯める習慣がない人にとっては、「ポイントなんて対してたまらないし、カードとか出すのめんどくさい」という感覚になるものですよね。
しかし、この「ポイントを貯める意識」が長期的に見るとかなり大きな違いとなっていくのです。
近年では、楽天経済圏やau経済圏、ドコモ経済圏、PayPay経済圏といったように、特定のサービスを中心に生活することでお得にポイントを獲得し、経済的なメリットを得る賢い人たちもたくさんいます。
ポイントが貯まる頻度が非常に高くなりますし、ポイント付与率自体も上がるなど、大きなメリットとして役に立つわけです。
まとめ
今回は、「借金から抜け出すために必要な金銭感覚の改善法」について解説してきました。
ここでは、普段の買い物(コンビニorスーパーやドラッグストア)や銀行ATM手数料、ポイントが貯まる経済圏を意識するといったことを挙げました。
1つ1つの意識による金額はそれほど大きくはありませんが、すべてを意識して暮らしたらどうでしょうか?
きっと月に数千円~1万円程度の違いが出てくるはずです。
その数千円~1万円は1年という期間で見れば5万円、10万円、15万円といった金額になるわけです。
まさに「塵も積もれば山となる」ということです。
ぜひこの機会に自分の金銭感覚と向き合ってみてはいかがでしょうか?