fbpx

借金を抱えている人が現実逃避してしまう心理とは?

こんにちは!Asset Blog編集部です。今回は「借金」をテーマにお役立ち情報をお送りします。

編集部

▼ポチッと応援▼
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 

100万円以上の大きな借金を抱えている人も、最初からそういったまずい状況に陥るつもりはないはずです。

ちょっとした弱い心であったり、病気やケガ、会社の経営悪化など、様々な理由で徐々に借金額が増えていく中でも、「何とかしなければ」と現実と向き合い、返済計画を何度も練っていることでしょう。

しかし、そういったまずい状況から借金完済を実現し、正常な生活に戻れる人もいれば、努力の甲斐もむなしく借金がさらに増えていってしまい、完済の目処が全くつかないという人ももいるはずです。

その段階で信頼できる家族や友人に相談したり、弁護士事務所などに相談すればまた違った未来を描けるはずですが、状況が悪化することで「現実逃避」をしてしまうケースもあります。

大きな借金を抱えた人は、なぜ状況が悪化しているにも関わらず現実逃避してしまうのでしょうか?

この記事では、そんな「借金を抱えている人が現実逃避してしまう心理」について解説していきたいと思います。

現実逃避とは?

現実逃避には、2つの種類が存在します。

1つは、「現実への逃避」です。

借金という問題を抱えている場合、毎月の収入や生活に関わる支出、そして借金の返済額やその期日を考えなければいけませんよね。

しかし、そういったネガティブな現実から、「仕事に没頭する」「プライベートな時間(友人との遊びや飲み会)に没頭する」というように、借金のことをを考える現実とは違う「現実」に逃避するのです。

そして2つ目が「空想への逃避」です。

借金を抱えている現実から逃避する際に、現実世界ではなく、頭の中で想像する空想世界、もしくは漫画やアニメ、映画、ドラマといった別の世界に意識を頭皮させます。

どちらの方法も、「借金」というネガティブな現実から逃れようとする意識が要因となっています。

これは、ある種自分を守る「防衛本能」です。

この感情がなければ、思い詰めてしまい鬱病を発症してしまったり、睡眠不足や拒食症、過食症になってしまう可能性が高まるので、必要な感情ではあります。

しかし、必要以上に現実逃避してしまうのは、いつまでも借金解決を先延ばしにしてしまうことに他なりませんので、ほどほどに留めておかなければいけません。

楽観主義ゆえに現実逃避してしまうケースもある

現実逃避というと、基本的には大きな借金という重い現実を何とかしようとしているにも関わらず返済の目処が立たずに逃避してしまいたくなる人がほとんどです。

しかし、こういったタイプの人たちとは全く違った思考によって、現実逃避してしまう人たちも存在します。

それが、「楽観主義による現実逃避」です。

何とかしようと考えながらも目の前の厳しい現実を前にして現実逃避してしまうタイプの人であれば、有識者からのアドバイスさえもらえれば完済に向けて立て直すことも可能性として十分にあり得ます。

それに対して、楽観的思考によって現実逃避してしまう人は、仮に有識者からのアドバイスがあったとしても、「まあそこまで真剣に考えなくても何とかなる」というように真摯に受け止めることができないのです。

  • ボーナス6回分(3年くらい)で20万円ずつ返していけば一気に減らせるはず
  • これから副業を始める予定だから月に2~3万円くらい多く返済に回せるはず
  • 会社の業績が伸びてるから給料も上がって返済に多く回せるはず

このように、すべての考えが楽観的過ぎるため、真剣に現実的に可能な完済計画を練ることができません。

中には、「いつかナンバーズ4が当たって100万円くらい一気に返済できるでしょ」というような超楽観主義者もいたりします。

自分自身で解決できない問題はプロに相談することが解決への近道

現実逃避をしてしまうほど借金額が増えているのであれば、弁護士や司法書士といった専門家(プロ)に相談するという選択肢が解決への最短ルートとなるはずです。

何度も大きな借金をして、その都度自分で計画を立てて完済してきたという人は世の中にほとんど存在しないかと思いますが、「借金を抱えた何百という人の借金を解決してきた」というプロは存在します。

知識と経験があるプロであれば、借金額や1ヶ月の収入、生活費などを考慮した上で最適な解決策を提案してくれるはずです。

街中にある弁護士事務所や司法書士事務所などにアポを取り相談しても良いですし、最近ではネットで気軽に弁護士や司法書士に相談することもできたりもします。

債務整理をすべきなのか、それとも完済できる可能性があるのかなどを明確にすることができると同時に、完済までの心構えなどを指導してくれる場合もあります。

まとめ

今回は、「借金を抱えている人が現実逃避してしまう心理」について解説してきました。

現実逃避は、人間にとって「防衛本能」でもあるので、一概に100%悪というわけではありません。

しかし、やはり借金を完済させる上でマイナスとなるのは確かなので、現実逃避はほどほどにしてしっかりと完済計画を立て、一歩ずつ進んでいかなければなりません。

どうしてもうまくいかないという人は、ぜひ一度弁護士や司法書士などのプロに相談してみましょう。