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みんなの借金・自己破産体験談【取材記事】

自己破産された方から当ブログに体験談を複数投稿頂いたので、3名に取材を行い体験談を記事としてまとめました。

自己破産を検討していたり借金で悩まれている方には参考になる体験談ですので是非ご覧下さい。

無職になり自己破産。

借金で悩む

埼玉県 田中さん(仮名)40

性別:男性

仕事:会社員

借金総額:500

住まい:賃貸アパート(親と同居)

借金の原因:ギャンブル(パチンコ)と浪費

借金の状況:消費者金融3社・クレジットカードのキャッシング2

債務整理の方法:自己破産

自己破産後の借金:0

自己破産の依頼先:東京ロータス法律事務所

借金は20代から少しづつ増えていきました。

最初はパチンコで負けて月末にお金が足りなくなったら消費者金融でキャッシングして生活費に充てていました。

あまり人とコミュニケーションを取るのが苦手なので仕事以外はネットゲームやアプリゲームが趣味でハマっていました。

アプリゲームに夢中になるとすぐに課金してしまい気づけば1日で数万円課金してクレジットカード決済していましたが支払いが厳しくなるとリボ払いに変更していました。

20代から少しづつ増えた借金も30代半ばには500万まで増えてしまい月の手取りが30万で返済が毎月20万近くあり家賃と生活費・携帯代をギリギリ支払える状況が続いていました。

アプリの課金はクレジットカードの枠が上限で使えなくなっていたのでやらずに過ごせていましたが土日暇になると近くのパチンコ店に足を運んでしまいギャンブルは辞めれませんでした。

同居していた母がいましたが、年金暮らしで貯蓄もなくギリギリの生活だったので本来は自分が何とかしないと行けないとは思っていましたが借金を減らすことができずにいました。

収入は少し増えてはいましたが借金は中々減らず毎月最低限を返済しながらギリギリ暮らしていました。

私が40歳の時でした、15年以上勤めていた会社がいきなり倒産することになり通達を受け転職活動を行いましたが半年経っても転職先が見つからず失業保険では毎月の借金や税金・保険など払うと生活ができず、借金返済も遅れ出して催促の連絡も増え出しこのままでは最悪の状況すら考えるほど追い込まれていました。

このままではまずいので債務整理しようと考えてネットで調べた法律事務所に相談に行きました。

法律事務所で今までの借金理由や返済状況、会社が倒産して現在無職である事など事細かく話を伝えて一番借金がなくなる方法をお願いしました。

私の状況から自己破産が一番良いとの事だったのでそのまま自己破産の手続きをお願いすることになり4ヶ月後に無事自己破産の免責が確定し借金が0円になりました。

自己破産後は何とか転職先も見つかり生活もできており人生再出発できているので、自己破産して本当に良かっと思っています。

取材後記

田中さん(仮名)は40歳で勤めていた会社がいきなり倒産してしまい転職が上手くいかず借金返済が出来なくなり毎日のように催促電話や通知が来ていたらしくかなり厳しい状況だったようです。

 

自己破産という選択がなかったら生きることすらできなかったと話されていました。

 

借金の一部がギャンブルであったことで、債務整理の相談時に免責されない事もあると言われていたようですが無事に自己破産できて良かったですね。

case2 友達に裏切られ連帯保証人にされ借金、自分の浪費も重なり返済出来ず自己破産。

広島県 鈴木さん(仮名)33

性別:女性

仕事:会社員

借金総額:650

住まい:賃貸マンション(一人暮らし)

借金の原因:知人の連帯保証人・浪費

借金の状況:銀行1社・消費者金融2社・クレジットカードのキャッシング3

債務整理の方法:自己破産

自己破産後の借金:0

自己破産の依頼先:東京ロータス法律事務所

28歳の時に知り合って仲良くなった知人から事業を起こすから手伝ってほしいとお願いされよく分からず金融機関からの融資350万の連帯保証人になっていました。

最初は大丈夫だろうと簡単に考えていましたが知人の事業が失敗したことで、知人の連帯保証人として債務を負うことになりました。

私は大手企業に勤めていたので収入は安定していましたが、派手な生活をしていたこともあり貯金はありませんでしたので、もちろん350万を一括返済は出来るわけもなく債権者の方と話し合い分割で支払っていくことで折り合いごついたので、何とか分割返済を開始しました。

しかし、友達に裏切られたショックと借金という悩みを抱えて仕事をしていたので徐々に精神的に追い込まれ最終的には鬱病になってしまいました。

鬱病になってからは仕事も辞めてしまい、1ヶ月ほど家に引きこもりましたが、借金を返さないと行けないと思い、収入が良い夜の仕事につくことにしました。

昼の仕事よりも収入は見込めていましたが、鬱の症状がひどく長く働くことができず収入が不安定となった辺りで、債務整理を考えました。

最初は債務整理について詳しく分からなかったので相談に行った先で色々と教えて頂き、その時の私は鬱病で仕事復帰が困難な状況でもあったので借金額も大きかったことから自己破産を勧められたのでそのまま依頼する事にしました。

自己破産後は半年ほど夜の仕事を行い今では昼間仕事にも復帰することができています。

鈴木さんは知人の連帯保証人になったことで借金を被ってしまい仕事も大手企業を退職することになり完全に人生が狂ってしまってしまったと言われていました。

 

連帯保証人の怖さを感じる取材でした。

 

鈴木さんの体験談を教訓として、いくら友達でも簡単には連帯保証人になるようなことは辞めておきましょう。

case3 26歳で起業した会社が経営悪化の末に自己破産。

大阪府 阿部さん(仮名)34

性別:男性

仕事:会社員

借金総額:7000

住まい:マンション(持家・嫁と子供1人)

借金の原因:経営していた会社が破産

借金の状況:銀行2社・消費者金融2社・クレジットカードのキャッシング4社・住宅ローン

債務整理の方法:自己破産

自己破産後の借金:0

自己破産の依頼先:東京ロータス法律事務所

私は26歳でリフォーム業で会社を作り経営者になりました。

もともと大工見習いとして若い時から工事現場などで働いていたのでいつかは自分の会社を持ちたいと夢を持っていました。

26歳の時に付き合っていた彼女が妊娠してことをきっかけに結婚したので、もっと稼ぎたいと考え夢であった自分で会社を作ろうと決意してリフォーム業で起業しました。

開業してから順調に事業を成長させていくことができたので社員も毎年増やしていきました。

リフォーム会社としてそれなりに事業拡大している過程で30代前半の経営者としてすっかり成功者気取りになってしまい夜は飲み歩き生活も派手になっていました。

役員報酬も月250万に設定しており30歳の時に大阪市内でマンションを6000万で(住宅ローン3500万・頭金2500万)購入していました。

社員も10名ほど雇用しており年商も5億ほどまでになっており順調だと思っていました。

しかし、私の会社で施工した物件で事故が起こりその保証やら何やらで相当のお金が必要となり銀行からの借入で何とか支払うことはできましたが、事故原因が社員の教育監督不足から招いており、その噂が広まり仕事が激減していきました。

私は会社の資金繰りは経理の部長に完全に任せていたのであまり把握していなかったのですが現金預金や資産はあまりなく毎月資金繰りがギリギリであったことに仕事が激減してから気づいてしまいました。

仕事が激減しても社員への給料は毎月来るので資金が足りなかったので、銀行に足を運び融資をお願いしましたが業績がどんどん下がっている現状と再建に向けた計画が甘いと言われ融資が下りず、消費者金融など融資してくれる金融機関に手当たり次第回って資金を確保していました。

業績は一向に回復せず自ら辞める社員もいたので10人いた社員も5人まで減りましたが、これ以上社員に迷惑は掛けれないと思い会社を辞める決断をしました。

残った社員は知り合いの会社に転職できるように調整して後は残った借金を返していこうと思いましたが最終的に7000万の負債を個人で負うことになり返済の目処が立つわけもなく自己破産する事にしました。

まだ34歳でしたが会社を潰して自己破産まですることにたった事で妻とも別れることになり大事な一人娘とも会えなくなり人生どん底まで落ちましたが、借金は自己破産で無くなったのでまたやり直せると前向きに考えて人生再スタートを切りました。

取材後記

阿部さんは若くして起業した会社を順調に伸ばして行かれていたようですが、経営者としてはまだ未熟であったことが会社を潰してしまった原因だったと言われていました。

 

会社の業績がよくても資金繰りが健全にできていなければちょっとでも業績が悪くなると一気に会社経営は傾いてしまうと教訓になりますね。

 

家族とも別れるという悲しい結果でしたが、まだ34歳と若いので人生再スタートされて必ず成功すると語っていたのが印象的でした。

まとめ

今回は3名の自己破産体験談を記事にまとめました。

自己破産する理由は人それぞれで仕方ない理由が多いです。

自己破産という選択がなければ借金に苦しみ続けないといけないので、

本当に厳しい状況になった場合には自己破産という選択を検討してもらいたいと思います。

自己破産で救われる人がとても多いと事実を知ってもらい「自己破産=人生終わり」ではなく「自己破産=人生再スタート」として前向きな選択肢として考えてもらいたいと考えています!