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自分の年収が同世代の平均年収より下回っていても焦らず転職先を熟考すべき理由

こんにちは!Asset Blog編集部です。今回は「転職」をテーマにお役立ち情報をお送りします。

編集部

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長年働いていると、テレビやネット、雑誌などから世の中の平均年収というものを目にする機会が何度もあったりするものです。

中には「世代別の平均年収」などが掲載されているケースもあり、自分の年収と思わず比較したくなりますよね。

「あれ?こんなに頑張っているのに平均年収よりもめちゃくちゃ低い」なんていう人も多いはずです。

しかし、落ち込む必要は全くありません。

平均年収というと「真ん中」というイメージがありますが、実際は世の中に多数存在する「お金持ちたち」がその平均値を上げているだけで、決して真ん中ではないのです。

「平均年収よりも下だから急いで転職しなきゃだめだ」と思っている人は、焦らずにステップアップすべきです、

この記事では、そんな「自分の年収が同世代の平均年収より下回っていても焦らず転職先を熟考すべき理由」について解説していきたいと思います。

年代別(性別別)の平均年収

年収と転職の話を進めるにあたって、その基準となる「平均年収」を挙げておきましょう。

・20代 男性371万円 女性321万円

・30代 男性484万円 女性377万円

・40代 男性573万円 女性403万円

※dodaエージェントに登録した人の平均年収データ

いかがでしょうか?

「自分の年収よりも若干多い」という人がかなり多いのではないでしょうか?

これは、冒頭で解説した通りあくまで「平均年収」であって、決して「中央値」ではないので、下回る人が多くなるのは当然です。

平均値と中央値の違い

コロナで収入上がるかor下がるか

それでは、「平均値」「中央値」は、どのような違いがあるかをざっくり説明しておきましょう。

5人の労働者を例として挙げてみましょう。(本来は日本国内に何千万人という労働者がいますが、わかりやすいように5人に設定します)

Aさん.200万円

Bさん.250万円

Cさん.350万円

Dさん.400万円

Eさん.800万円

上記のような5人がいた場合、「平均年収」は「400万円」に対して、「中央値」はCさんの「350万円」となります。

肌感覚でいうところの平均は、この中央値であるのですが、国税調査などを含め「平均年収」で算出されることがほとんどなのです。

世の中には「1000万円以上の給与を貰う人」が256万人もいます。

かなり驚きの数字ですが、これらの人が平均年収を上げる要因となっているわけです。

要するに、様々なメディアで発表されている平均年収は、あくまでも平均であり、一般的な感覚よりも高くなるということ。

「年齢の割に稼げていない」と焦って転職を決めるのは良くない選択肢だと言えるのです。

自分のライフスタイルに合った転職(ステップアップ)が重要

人生において「年収」は豊かな生活を送る為に重要なポイントであることは間違いありませんが、一般的に考えられているほど重要度は高くないと言えるでしょう。

「豊かな生活」は決して「欲しい物がいつでも買える経済力」だけではありません。

良好な人間関係や物事をポジティブに捉えられる考え方、達成感を感じられる仕事、趣味や仕事などへの没頭感、人生の意味などを持つことで、多少年収が低くても幸福度の高い人生を送ることが可能です。

そういった意味でも、「自分のライフスタイルに合った転職(ステップアップ)」をすることが重要なのです。

平均年収が目に入ると年収を気にしてしまいますし、周囲の友人知人などの年収が高いと自分と比較してしまいがちですが、常に「自分自身の幸福論」にフォーカスするようにしましょう。

転職エージェントを活用し、ライフスタイルに合った仕事を見つける

自分自身で転職活動を行うと、どうしてもライフスタイルに合った仕事が見つけにくかったりします。

ネット求人や求人広告、ハローワークといった求人を本業が終わった後や休日に探さなければいけませんし、求人数自体も限られてしまいます。

しかし、「転職エージェント」を利用すれば、登録の際にこれまでのキャリアや持っている資格やスキル、今後のライフプラン(ライフスタイル)をしっかりとヒアリングしてくれます。

非公開求人を含む多くの求人の中から自分の理想に近いものを提案してくれますし、応募企業とのやり取りも自分の代わりに行ってくれます。

面接の受け答えのコツや履歴書の書き方などをアドバイスしてくれたり、入社日や給与の交渉なども行ってくれる転職エージェントも存在します。

転職エージェントに登録しておくだけでも、定期的に求人を紹介してくれるので、焦らずに転職活動ができるのです。

まとめ

今回は、「自分の年収が同世代の平均年収より下回っていても焦らず転職先を熟考すべき理由」について解説してきました。

・平均年収は、肌感覚の平均よりも高くなる傾向があるので焦る必要はない

・人生における幸福度は経済力だけではない

・転職エージェントを活用すれば自分のライフスタイルに合った転職の可能性を高められる

定期的に「平均年収」のニュースなどの情報が目や耳に入ってきますが、「平均値と中央値は違う」ということが理解できていれば焦らなくて済むはずです。

ぜひ経済的な部分に捉われず、自分らしい仕事への転職を成功させましょう。