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【悲報】リボ払いは多重債務への入り口になってる!?

20代で借金に苦しみ30代で上場企業の役員にまで上り詰めた経験を持つアセットマンです。
借金で苦しんだ経験を活かし本業の合間で自らの体験談をもとにした記事を執筆しています。

アセットマン

学生から社会人になったらクレジットカードの1枚や2枚は普通に持ちますよね。

パート・アルバイトでも一定の収入があれば主婦や学生さんでもクレジットカードを持つことはできます。

皆さんご存知の通りクレジットカードには1回から2回〜分割とリボ払いでの決済手段があります。

もし、クレジットカードでリボ払いを使っている方は、将来借金地獄にならない為にもこの記事を是非最後まで読んでもらいたいです。

自己破産まで経験したからこそリボ払いの恐ろしさを身をもって体験しています。

アセットマン

今回は借金地獄にならない為に、リボ払いが多重債務への入り口であることを理解してもらえるようにリボ払いの恐ろしさを解説していきます。

リボ払いの仕組み

クレジットカードのリボ払いについてまずは仕組みから解説します。

もちろんそんな事は分かってますよ!

と言いたくなる方も多いと思いますが、以外と仕組みを知らない事でリボ払いの罠にハマってしまってる方がいるのも事実です。

知っている人は飛ばしても構いませんが、知らない人は必ず見て下さい!

アセットマン

いくら使っても返済は一定額

クレジットカードで買い物をする際にリボ払いを選択した場合、通常は翌月に1回で決済される購入代金が設定したリボ払いの条件に合わせて決済される事になります。

リボ払いの仕組みは、毎月の支払額を一定(任意で決めらる)の金額に固定して、金利と一緒に返済していくというものです。

リボ払いは2種類あります。

リボ払いには「残高スライド方式」「定額方式」の2種類があり、どちらを採用しているかはクレジットカードによって違います。詳しくは所有しているクレジットカード会社に確認して下さい。

残高スライド方式

あらかじめ決められている支払残高によって、毎月の支払額が変動する。

 

例)支払残高が10万円未満の場合、毎月の支払額が5,000円、支払残高が10万円以上15万円未満の場合、毎月の支払額が1万円と設定されている場合

 

毎月ショッピング枠で買い物を続け支払残高10万円未満で維持していたが、ある月に大きな買い物をして、支払残高が15万円になったら毎月5,000円の支払額が1万円にアップする。

定額方式

定額方式は毎月支払う額を自分で決めて、支払い残高がいくらになっても一定を保ったまま支払う仕組みです。

 

ある月に大きな買い物をして支払残高が増えた場合でも、毎月の支払額は変わりません。

 

支払い金額を低く設定すると、返済は楽になりますがその分支払残高の減りが遅く、支払期間が長期化するため、手数料(金利)総額が増えることになります。

どちらも利用残高に合わせた金利を一緒に毎月返済する仕組みとなっている点は言い換えると借金している事と同じです。

クレジットカードで高額な金額を使っても返済は毎月決めた一定額や変動するとは言え分割払いとは違い長期間で返済していく事になります。

アセット君

なぜかリボ払いは借金をしている感覚を持てなくなるみたいなので要注意です!

私も借金している時を思い返すとカードローンなどキャッシングは現金を引き出す為、借金している感覚はありましたがリボ払いは借金している感覚が鈍くなっていましたね。

アセットマン

リボ以外の支払方法に分割払いがありますが支払回数を決めて支払う仕組みなので、返済できる余裕がある時は分割払いにしておくのが借金を増やさないポイントです。

リボ払いのメリット・デメリット

リボ払いは、手元にお金がない時でも毎月の返済額が一定で自分で返済額も決められる為、高額な商品を購入しやすいという特徴がありメリットと感じる方も多いと思います。

1回や分割では翌月の返済が厳しいとなっている時にリボ払いだと返済できて遅延しなくて済む点はメリットになります。

逆にリボ払いのデメリットの1つに利息が発生することがあげられます。

リボ払いを利用しすぎると、いつの間に支払い総額が高額になりカードの上限がきてしまいクレジットカードを使用する事が出来なくなります。

では、実際にリボ払いはどの程度の返済となるのかシュミレーションを見てみましょう!

アセットマン

リボ払い100万のシュミレーション

実質年利15%・定額プラン(月3万)

お支払い元金(合計)

1,000,000

お支払い手数料(合計)

212,479

お支払い合計金額

1,212,479(内手数料 212,479

毎月の返済シュミレーション

お支払い日

お支払い元金

(円)

手数料

(円)

お支払い合計

金額(円)

お支払い後

残高(円)

2020710

30,000

10,245

40,245

970,000

2020810

30,000

12,323

42,323

940,000

2020910

30,000

11,942

41,942

910,000

20201010

30,000

11,188

41,188

880,000

20201110

30,000

11,180

41,180

850,000

20201210

30,000

10,450

40,450

820,000

2021110

30,000

10,418

40,418

790,000

2021210

30,000

10,064

40,064

760,000

2021310

30,000

8,745

38,745

730,000

2021410

30,000

9,300

39,300

700,000

2021510

30,000

8,630

38,630

670,000

2021610

30,000

8,535

38,535

640,000

2021710

30,000

7,890

37,890

610,000

2021810

30,000

7,771

37,771

580,000

2021910

30,000

7,389

37,389

550,000

20211010

30,000

6,780

36,780

520,000

20211110

30,000

6,624

36,624

490,000

20211210

30,000

6,041

36,041

460,000

2022110

30,000

5,860

35,860

430,000

2022210

30,000

5,478

35,478

400,000

2022310

30,000

4,602

34,602

370,000

2022410

30,000

4,713

34,713

340,000

2022510

30,000

4,191

34,191

310,000

2022610

30,000

3,949

33,949

280,000

2022710

30,000

3,452

33,452

250,000

2022810

30,000

3,184

33,184

220,000

2022910

30,000

2,802

32,802

190,000

20221010

30,000

2,342

32,342

160,000

20221110

30,000

2,038

32,038

130,000

20221210

30,000

1,602

31,602

100,000

2023110

30,000

1,273

31,273

70,000

2023210

30,000

891

30,891

40,000

2023310

30,000

460

30,460

10,000

2023410

10,000

127

10,127

返済総額の内212,479円も金利を払うことになります。リボ払いの金利は高額になりやすいです。(年利15%〜18%)

アセットマン

利用可能額をチェックしよう!

明細を毎月や日々チェックしている方なら、リボ支払いの残高がどの程度の金額になっているかを確認できますが、明細をあまり見ない方だとカード上限まで使っていることすら気づかないケースもあるようです。

ほとんどのクレジットカードは利用可能額にショッピング枠キャッシング枠の2つがあります。

100万が合計利用額の場合にはショッピング枠50反・キャッシング枠が50万となりその内リボ払いの可能額も100万になります。

 

リボ払い枠の100万いっぱいを使っていればキャッシングとショッピング枠は0円となりクレジットカードで新しく決済することは出来なくなります。

上限いっぱいの時は新規での決済は使えませんが、返済元金分がまたリボ枠として新しく決済する事ができるので、枠が空いたからと決済を続けると返済も終わりなく続いて行くことになります。

アセット君

リボ払いは、無理のない範囲で計画的に利用することが重要になんですね!

多重債務にならない鉄則5箇条

リボ払いを使いすぎて多重債務になる方が多いのは、借金している感覚が鈍くなり気づいた時には複数枚のカードを所有してしまい返済だけで、月の収入を超えてしまい借金返済のためにまた借金する地獄のサイクルに陥ってしまいます。

クレジットカードを使いすぎて多重債務になり最終的に自己破産まで経験した私が過去を振り返り学んだ多重債務にならないための鉄則を5箇条としてまとめましたので参考にしてみて下さい!

アセットマン

1.そもそもリボ払いしない!

これは当たり前ですが、クレジットカードの支払いは翌月1回払いから返済状況に合わせて3回までとし不必要にリボ払いを選択しないように心がける。

2.リボ払い使うなら残高スライド方式にする!

リボ払いには2つの返済方法がありますが、どうしてもリボ払いを使わないと厳しい場合には「残高スライド方式」がおすすめです。

定額方式の場合は自分で任意の支払額を決めれるので、自分の収支に合わせて返済できるという側面も有れば、いくら使っても返済額が変わらないため使いすぎる可能性が高くなります。

3.毎月利用額を必ずチェックする!

今はどのクレジットカード会社でもWEBやアプリで利用状況や返済額を確認できるようになっています。

特にアプリであればスマフォのホーム画面に置いておけばいつでも閲覧できるので、使いすぎていなか?もう少し返済額を増やせないかなどクレジットカードの利用状況を把握して使いすぎないようにしましょう。

4.複数クレジットカードを持たない!

1つのクレジットカードが利用限度額いっぱいになったからと新しいクレジットカードを作るのは出来るだけ辞めましょう。

おすすめはメインとなるカードとサブ的なカードの2枚までとし、どうしても必要なら多くても3枚までにしておきましょう。

私の場合は、メインにアメックスプラチナを使いサブでANA VISAゴールドを所有しています。

日々の決済だけならアメックスプラチナだけでも良いんですが、飛行機を良く使うのでANAカードはマイレージのステータスを維持する為にも所有しています。

利用可能額が上限に来てしまった場合、次々とクレジットカードを作るようになれば多重債務となり必ず返済に苦しむことになります。

5.限度額まで使わない!

クレジットカードには利用限度額が設定されています。

初めてクレジットカード作るような社会人なら限度額30万ぐらいから始まり利用状況に応じて利用限度額は上がって行きます。

1年ほど利用していたら100万ぐらいまでは普通に限度額が増えることも多いので、ショッピングで使いすぎてしまうようになります。

限度額が100万あってもし100万の買い物をしてしまったら翌月に100万を返せますか?

まず若い時は100万を1回で支払うのは難しいと思いますので、分割かリボ払いを使うことになります。

クレジットカードの利用限度額まで使ってしまい別のクレジットカードを作ったり、カードローンに手を出したりするようになると多重債務となり返済に苦しむ借金地獄に陥ってしまいますので気をつけましょう。

まとめ

リボ払いの危険性について解説してきましたが、クレジットカード自体はとても便利な決済手段です。

今はキャッシュレス時代なので、スマフォ決済サービスの引き落としをクレジットカードで登録したり、ネットやアプリサービスのほとんどがクレジットカード決済がメインとなっているのでクレジットカードがないととても不便になります。

私は20歳ぐらいからクレジットカードを使い始めましたが、24歳の時に年収が600万程ありそこそこ稼いでいました。

当時JCBプロパーのゴールドカードをメインで使っていて利用限度額が300ぐらいありましたが別に2枚所有しており全部で3枚のクレジットカードを使っていました。

最初は買い物している時に見栄を張って1回払いで決済していましたが翌月の返済がキツくなると後からリボ払いに変更して返済を先送りしていました。

その結果、全てのクレジットカードが上限まで行ってしまい毎月返済に追われる借金地獄を味わっています。

関連記事:20代で600万借金して自己破産した体験談ブログ(実話)

若い時は収入もそこまで高くないので、まとまったお金を作るのが難しいため、欲しいものがあるとローンを組んだりクレジットカードで決済したり自分の収入以上にお金を使いがちです。

自分の収支を理解して、クレジットカードの利用は計画的に使えないとほんとうに後から後悔してしまうことになるので、クレジットカードの使い過ぎには気をつけましょう!