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コロナに負けるな!中小企業を救う永久劣後ローンは凄い!

20代で借金に苦しみ30代で上場企業の役員にまで上り詰めた経験を持つアセットマンです。
借金で苦しんだ経験を活かし本業の合間で自らの体験談をもとにした記事を執筆しています。

アセットマン

今回はコロナの影響で資金繰りに行き詰まり会社精算の危機に直面している中小企業を救う救世主と期待される銀行融資の新しい形である「永久劣後(えいきゅうれつご)ローン」について調べて見ました。

自粛期間が続き売上減収している中小企業が多い中で、国の支援は万全ではなく資金が足りない企業のほとんどは融資(借金)に頼ることになります。

今後経済活動が再開し景気が良くなり業績が戻れば融資の返済もできますが、当面の運転資金として借り入れした債務の返済が売上が戻らないとできなくなります。

永久劣後ローンを活用して今を残り超えてもらいたいです。

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永久劣後ローンとは?

疑似資本を役割を果たす資金として金融機関から融資を受け利子だけを払えば元本の返済はしなくて良いと言う借金の事です。

金利を払いたくない場合、元本の返済を企業がいつでも決めれる仕組みとなっています。

コロナ影響の企業支援対策として、民間金融機関から最長5年間返済を据え置く実質無利子融資という国の制度がありますが、無利子で借りても5年後から返済は始まります。

借金の返済が5年後から始まると考えると先行き不安な中では手を出しづらい経営者もいます。

しかし目の前の資金繰りは待ってくれません、企業は資金がショートしたら倒産します。

『永久劣後ローンによって中小企業に資本注入する』という施策を最初に提唱したのは三井住友信託銀行名誉顧問の高橋温氏

金融機関は金利を当面ゼロで融資実行し、経済が正常に戻ったら少しずつ金利を引き上げていけばよい。私は金融機関のローン債権を、政府と日銀の共同出資により設立する『買取機構』が買い上げられるようにすることを提案している」

中小企業経営に詳しい立教大学の山口義行名誉教授も同じ事を提唱されています。

動画で詳しい解説もされています。

山口義行名誉教授が主宰をされている

中小企業サポートネットワークで詳しい内容が分かるようです。

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永久劣後ローンの金利は通常の融資よりも高いが、元本返済期限がないため、借り手は長期間にわたって金利だけを支払うことにならコロナショックによる経済ダメージを直撃してしまう中小企業にとっては魅力的なスキームであるのは間違いありません。

しかし、借り手の企業がそれでも破産するなどした場合、返済される見込みは極めて低く、貸し手にとってはリスクが大きい

なので、公的資金の注入となるように政府と日銀の共同出資で設立される買取機構が買い上げ実質的な公的資金が注入されるスキームになっているようです。

平成のバルブ崩壊で不良債権の処理に苦しんだ銀行に公的資金が注入され永久劣後ローンが活用されたようです。

企業の倒産が増えれば失業者が増えてしまい世の中暗いニュースが飛び交ってしまいます。

政府には永久劣後ローンのように斬新な発想でもっと中小企業を支援する政策を打ち出しスピード感を持って、コロナ終息後の日本経済の立て直しをお願いしたいものです。